2022/09/23 10:10

『秋分』の日
昼と夜の長さがほぼ同じとなる
この日を境に徐々に昼は短くなり
漢方での「陰」にあたる
寒/冬/静/夜
も段々と深まっていきます
秋のお彼岸には
おはぎを食べる方も多いのでは??
ということで
今回はあんこの材料である
小豆の効能をご紹介します☆
《小豆》
利水消腫:利尿作用。むくみの解消。
解毒排膿:体の毒素や膿を排出する
小豆は東洋医学的な効能を持つ食材です。
解毒の効能の1つとして二日酔いの予防にも良い食材です。
その外にも
豊富な食物繊維で便秘対策や
ポリフェノールにより細胞の老化を防ぎ
アンチエイジングも期待できますよ☆
赤小豆(セキショウズ)という生薬にもなっており
強利尿作用で浮腫みの解消に使われています。
市販のおはぎや和菓子のあんこは
沢山の白砂糖が使われているものが多いのですが
白いお砂糖は
体を潤わせる力が強く小豆とは反対に水分を溜め込みやすくなります。
小豆を利尿作用やむくみ対策として摂り入れたい時には
せっかくの効能を打ち消しあってしまうことの無いよう
白砂糖のなるべく少ないものや
黒糖や甜菜糖、きび砂糖等を使った物を選んでみてください。
おはぎにちなんで最後にもう1つ。。。。
皆さん
「おはぎ」と「ぼた餅」の違いって知っていますか?
1説に
春に咲く花「牡丹」→春のお彼岸には「ぼた餅(牡丹餅)」
秋に咲く花「萩」→秋のお彼岸には「おはぎ」
そして
収穫してすぐの
鮮度が良く皮まで柔らかい
小豆が使える秋のお彼岸のおはぎには粒あん。
春のおはぎは少し固くなってしまった小豆を
こしてこしあんを
という習わしもあるんだそうですよ☆
秋のお彼岸
おはぎを食べる際には小豆の効能や
おはぎの由来を思い出してみてください☆
素敵な3連休をお過ごしください♪
eat kampo TSUBASA