2022/10/08 08:55

《寒露(かんろ)》
朝晩には寒さを感じ
草木の露が寒さで凍りそうになる頃
一気に気温の下がった今週
私の住む長野では朝の気温が1桁に突入しました!
秋も終盤となった寒露の頃
最近、
寂しい。悲しい。。の気分が強くなったり
何かに悩みがち。集中力や注意力が散漫。。
と感じている方も多いのではないでしょうか??
今回は今の季節と結びつく体と心の状態を
東洋医学的にお話してみます☆
秋は
『乾燥』と五臓の肺『呼吸器系』が関係する季節。
そしてもう一つ
『悲しみ』や『憂い(心配)』という感情の季節でもあるんです。
草や木が葉を落としたり
日が短くなったり
気温や風の冷たさを感じる。
夏のパワーが徐々に弱くなる自然な現象を
目や肌で感じることで
心もそれに従って落ち込みがちになる。
これって実はとっても自然なことなんです。
ちょっと注意が必要なのはここから!!
悲しみや憂鬱が続き考え、悩む。
東洋医学では
『思考しすぎる』『悩み過ぎる』ことは
胃腸(脾)を傷つけるとに繋がります。
ここで注意したいことが
胃腸が弱ることで甘いものが欲しくなる
⇓
白い砂糖や、油多めの甘いものを沢山食べる
⇓
胃腸が疲れることでエネルギーそのもの(元気)が作れない
更に悩みや憂鬱な気持ちになりやすい
このループに入り込まないこと!!
注意力や集中力が散漫と感じてい方は
このループに近づいている可能性もあるので要注意です!
寒露のこの時期
①悲しい、寂しい、は季節のせい。「自然なことなんだぁ」「みんな一緒だぁ」と捉えて思い悩み過ぎないこと
➁甘いものが食べたくなった時には自然な甘みを
栗、さつまいも、ぶどう、なし、ナッツ、新米
秋が旬の食材は自然な甘さを楽しめるだけでなく
乾燥を潤したり、お腹を元気にする効果を持つものが沢山ですよ☆
そんな時には自然な甘みの美味しい漢方茶もとってもおすすめです♪
個人的に特に甘さを感じられるのがこちらの血ブレンドです☆
美味しい秋の味覚を楽しむことで
ちょっとだけ幸せな気分になれたら
それだけで立派な秋の養生です。
楽しんでできる事から体と心に向き合う時間を☆
eat kampo Tsubasa