2022/10/22 11:53

10月23日は二十四節季の「霜降」にあたります
文字通り
寒さが増して霜の降り始める頃で
2週間後にはもう冬のはじまりの日
「立冬」です
なんだか夏からあっという間に冬??
という感じですよね💦
この時期
・イライラが強い
・やる気や元気が出ない
・疲れが取れない
こんな体の状態の方も多いのではないでしょうか??
東洋医学的には乾燥の季節である秋が進み
身体の潤い不足によって余分な熱や興奮が強まってしまうこと、
更に乾燥がすすむことで胃腸が弱って十分にエネルギーが作れないことが
こんな原因の1つとなってきます
「霜降」のワンポイントセルフケアは
真冬になってからではなく
加湿器を今から使いましょう
元気ややる気がない弱り気味な体への風邪対策としてはもちろん
体内の乾燥を防ぐことがイライラ等の心の安定にも繋がってきますよ☆
そしてもう1つ
10月20日~11月6日までは
「秋の土用」です
土用と聞くと
夏の土用の丑の日やうなぎのイメージ
が強いですよね?
実は土用は年に4回!!!
立春・立夏・立秋・立冬の直前の約18日間が
土用の期間にあたります
季節が変わる間際のその期間は
それだけ体調に気を付けるべきということですね
丑の日のうなぎやうどんのように
それぞれに食べると良い食事があり
秋の土用は
辰の日に『た』のつく食べ物や青いもの
たまねぎ・大根・たこ・さんま・さば
等を食べると良いとされています
旬を迎える【秋刀魚】は
・滋養作用で元気ややる気を補う
・五臓の「腎」を補いイライラの解消。
自律神経を安定
(栄養素ではDHAがこの効能にあたります。)
・血栓や動脈硬化の予防
こんな効能を持ち
先程お伝えした今の時期の不調にも
ぴったりな食材です
そして【大根】は
・消化を助ける
・体に潤いを補給
・寒気を伴う風邪の改善
更に
・魚の焦げに含まれる発がん性物質を解毒する働き
を持ち焼き魚にはぴったりな
薬膳の組み合わせなんです
今年の秋の土用の辰の日は
10月30日(日)
この日は是非
旬の秋刀魚と大根おろしで
セルフケアをしてみてください☆
eatkampo Tsubasa