2022/11/14 13:43
水ブレンド、中身についてのご紹介【後編】☆
今回は5種類の食べる漢方について薬膳的な視点からお話します
◆白きくらげ
別名「銀耳」と呼ばれます
19世紀まで野生のものしか取れない高級滋養品とされていました
・滋陰潤肺止咳
・養胃生津
プルプルで艶のある見た目が、乾きを潤します
◆サンザシ
「山査子」と書きます
甘酸っぱい赤い実でジュースやジャム、薬酒としても使われます
・健脾開胃
・消食化積
・止咳
・破気化瘀
ほどよい酸味が胃をスッキリ元気にさせてくれます
◆クコの実
気ブレンドでも使用されている「枸杞子」
・滋補肝腎
・益精明目
・潤肺
無添加でほのかな甘みが疲れた胃腸を
リラックスに導きます
「目は肝を写す鏡」と言われ
クコは目を養う食材としても重宝されています
◆アプリコット
杏または杏子(あんず)の果実の部分
種は「杏仁(きょうにん)」といい漢方薬としても使われています
・止咳平喘
・潤腸通便
無添加のあんずを使用
甘みとほのかな酸味が呼吸や腸の通り道をスムースにします
◆アーモンド
古くは「扁桃(ヘントウ)」と呼ばれ、アンズ、モモやウメの近縁種
・潤腸通便
・美顔
・補気強骨
香ばしい香りとカリカリの食感、栄養がギュっと詰まった種
清らかな川をイメージしてみてください
水の流れが悪いと、ヘドロが溜まりやすくなり水自体が汚れてきます
水の流れが激しいと、川の堤防を越えて水が集落や道路に溢れ影響を及ぼします
人の身体も同じように
水が不足しても多すぎても良くないのです
「潤」と「浄」をテーマに水の巡りを良くする水ブレンド
少しでも皆さんの水の巡りに役立ちますように
白きくらげが苦手な方は
【氷砂糖】を一ついれると
程よい甘さがコリコリ食感とマッチして
さらに美味しくお飲みいただけます
最後までお読みいただき、ありがとうございます
eat kampo Miyu
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参考文献
メディカルコーン「東方栄養新書」