2023/01/02 13:22
2023年「癸卯」(みずのと う)年は
何かを始めるのに縁起が良く、希望に溢れています

◆十干(じっかん)の「癸(みずのと)」
十干とは、もともとは日を10日ごとのまとまりで数
えるための指標とされていました
「旬」という言葉がありますが、10日で一旬
一か月を上旬・中旬・下旬と数えていたそうです
そこに、陰陽五行の考え方が混ざり
”太陽を象徴した生命循環” を表す方法として
広く使われるようになったといわれています
十干は10の要素から成り立ち、
「癸」は十干の中の10番目、最後に位置し「水の弟」
雨や露、霧など静かで温かい大地を潤す恵みの水
を表していて
生命の終わりと新たな生命の成長
を意味します
◆十二支(じゅうにし)の「卯(う)」
十二支は、日付や時刻・方角を表し、農作物の成長
を記録するために古くから使われてきました
「卯」は十二支の4番目にあたり
”草木が地面を覆うようになった状態” を表し
新芽が萌え出る春をイメージさせます
また、穏やかなウサギの様子から「安全・温和」を
飛び跳ねる姿から「飛躍・向上」を
象徴するものとして親しまれてきました
◆干支(えと)
干支とは、十干と十二支を合わせたもので、
この組み合わせは60通りあります。
つまり60年で干支は一巡していきます。
60歳で「還暦を迎える」というのは、
自分の生まれた年の干支に戻るという意味で
本来とてもおめでたい日というのが
改めて理解できます。

2023年の「癸卯(みずのとう)」は
厳しい冬が終わり、
暖かな春の兆しを感じることができる年
停滞していた状態から希望が芽吹き
少しづつ新しい動きが出始める年
ただし、無理をしないこと
陰陽五行の考え方で
「癸」は水に属し「卯」は木に属し
「水生木」の関係となります
適度な水によって木は育まれますが
水のやりすぎは根腐れをおこします。
頑張りすぎず、ほどほどであることが肝心
あなたは今までも十分頑張ってきました
そんな自分を信じて
おおらかな気持ちで
この一年の運命の瞬間を待ちます
それはきっと訪れます
自信をもって2023年お迎えください!
最後までお読みいただき、ありがとうございます
今年もどうぞよろしくお願いいたします☆
eat kampo Miyu