2023/01/06 09:35

気温や体感では1年で最も寒さの厳しい頃
とされています
ネギや生姜等の薬味や羊肉等の
身体を温める食材や温かい食事
また
寒いと感じる手足だけでなく
全身を内側からも外側からも冷やさないことを
意識してあげてください☆
そして
明日1月7日には
七草粥を食べる方も多いのではないでしょうか??
私も毎年食べてはいたのですが
お正月の弱った胃腸の為や
1年の健康を願って
こんななんとなくの知識しか
持っていませんでした
せっかくの機会なので今回は
春の七草の効能をシェアさせていただきます☆
〇七草粥
新年に野草の新芽を摘む「若菜摘み」
という日本古来の風習と
1月7日に無病息災を願い
7種類の野菜の汁物を食べる
「七種菜羹(しちしゅさいこう)」という
中国の風習が合わさって現在の日本の七草粥
という文化になったとされています
どちらも旧暦での行事なので
本来は現在の2月の初め頃に行われていた風習です
〇春の七草の効能
・芹/せり
食用増進・老廃物の排出・
余分な熱を除く・利尿
「競り勝つ」という意味もかけられています
・薺/なずな
胃腸を元気に・炎症を鎮める・
利尿してむくみの解消
「なでてけがれを取る」という意味も
込められています
ぺんぺん草と聞くと皆さんなじみ深い
植物ですよね
・御形/ごぎょう、おぎょう
咳止め・痰を出しやすくする・解熱
御形=仏のミカタチを意味し
縁起物とされています
古くは草餅はよもぎではなく
ごぎょう(ハハコグサ)が使われていた程
薬効も豊かな植物
・繁縷/はこべら
利尿・浄血造血・母乳の出を良くする・
腹痛を止める
子孫繁栄や繁栄が広がるという願掛け
・仏の座/ほとけのざ
健胃・整腸作用・歯痛
仏様の座る台座に似ていることで
縁起ものとされる
・菘/すずな
消化促進・解毒・乾燥や空咳に
神様を呼ぶ鈴(スズ)菜として
縁起が良いとされます
皆さん良く知る野菜カブのこと
・蘿蔔/すずしろ
消化促進・解毒・風邪予防・潤いを生み出す
大根のこと
けがれのない純白を意味します
お正月に酷使した胃腸にも
温かくて消化の良いお粥は
とても良い食養生です
いくつかの意味を知っていた方も
全く知らなかったという方も
七草の効能や意味を少し意識して
明日の七草粥を
心と体で楽しんでみてください☆
eat kampo Tsubasa