2023/02/19 07:00

突然ですが皆さん
ここ最近
・目の周辺の痛み/痒み/赤み
・皮膚の痒みや赤みを伴う湿疹
・頭痛
・めまい
・耳鳴り
・突発的な強い肩や首のこり
・カーっとなるイライラ
こんな上半身のトラブル感じていませんか??
実は私も先週
目、肩の周辺の湿疹と
かゆみがやってきました。。
これ、実は
先日の大寒波からの3月下旬並みの暖かさの日
それによって生命活動の源の『気』や
春の五臓である『肝』が
びっくりして飛び起きちゃったような状態が
原因の1つにあげられます!
赤みや熱感を伴う痛みやかゆみは
漢方では余分な熱が籠ることや
熱による水分不足で
乾燥したり、血がどろどろとして
スムーズに巡らないことが原因の1つと考えます。
そして
熱は上に昇る性質を持っています。
炎は上方向に燃え移ったり
お風呂のお湯が上が熱く下は冷たくなるのと
同じイメージです。
また
体を巡って外敵や刺激から身を守ったり
『血』を巡らせる、体を温めるのが『気』の働き。
自立神経のような働きや必要なところに
適切な量の血を分配するのが『肝』の働きです。
大寒波からの急な気温の上昇で
気温とともに体内の熱も急に上部に昇り
更に
『え??こんなに春が進んじゃった??』
とびっくりした肝や気の乱れで
気や血、そして熱の巡りがスムーズでなくなって
上半身で渋滞を起こしていることが
先頭にあげたトラブルの
1つの原因になっているんです。
今日は二十四節気の【雨水】
雪は雨に変わり 氷や雪が溶け始める頃
急な暖かい日がやってくることで
今の時期に起こりやすいトラブル対策に
おすすめの食材を今回はご紹介します☆
《雨水の頃のおすすめ食材》
①『あまずっぱい』春の果物
いちご/柑橘類/キウイ 等
“甘酸っぱい”味がポイントです☆
・果物の多くは体を潤したり余分な熱を収める効能を持っています
・余分な熱を収めることで
イライラやストレスを軽減
・薬膳で『酸味』は
春の五臓『肝』を元気にする味とされます。
一方で『肝』が活発になりすぎると
『脾(胃腸)』を弱らせてしまうという一面も。。
ここで『脾』を元気にする味が『甘味』です。
・薬膳はで【酸甘化陰】といい
甘み×酸味の組み合わせは陰(潤いや血)を
生み出すとされています。
それぞれの特徴として
・いちご‥‥造血を助ける
・キウイ‥‥五臓の『肝』を保養
・柑橘類‥‥香りが気の巡りを促進/消化吸収の促進
こんな今の季節やトラブルに
ぴったりな効能を持っています
気分に合わせて好みの“甘酸っぱい”果物を取り入れてみてください。
冷やし過ぎずに食べるのも
お腹や身体をびっくりさせない
大切なポイントです☆
②春の『ほろ苦』食材
タラの芽/フキノトウ/セリ/ウド/菜の花 等
・香りが気の巡りを助ける
・過剰になった気や肝のエネルギーを鎮静
・余分な熱を冷ます
・冬にため込んだ老廃物をデトックス
・肝機能や消化機能の強化
・抗アレルギー/抗炎症作用
春のほろ苦山菜や野菜には
まさに春の為の効能がぎゅっと詰まっていますよ
最後に
もしこんなトラブルが出てしまったら
その間は
辛いものや油ものを極力控えることも
意識してみてください
見た目や香りも楽しめる春の食養生
雨水の頃のトラブル対策に
是非お試しください♡
eat kampo Tsubasa