2023/03/04 19:27



こんにちは☆
日中はポカポカな日も増えて
春を感じている方も多いでしょうか?

以前のblogで春の食材や
五臓についてお伝えしましたが
漢方ではもう1つ
春は『風』の季節
良くも悪くも『風』が心と体に影響する季節です

この時期『風』が運んで来るものの
代表といえば。。。
そうです。。花粉(+o+)
まさに花粉症に悩まされている真っ只中
という方もとっても多いはず!!

そこで今回は
漢方でみる花粉症の原因と
タイプ別の対策やケアをお伝えしていきます

◎漢方でみる花粉症タイプ


漢方では花粉症の原因は大きく分けて
2つのタイプに分けられると考え
(厳密には更に細かく分けることもできます)
それぞれの
タイプに合った対策やケアがあるんです!

花粉症対策というとひとまとめに
同じお薬や対策をしている方が多いのですが
実は
ご自身のタイプにはあまり効果がなかったり
逆効果に繋がっているかもしれません( ;∀;)

私はどちらのタイプの症状なの?
をチェックして
今の自分に合ったセルフケアを
是非取り入れてみてください☆

◎私はどっち??

花粉症タイプとセルフケア


①熱タイプ
 ▢目がかゆい。赤い。
 ▢顔や肌がかゆい。赤い。
 ▢のどがイガイガする。かゆい
 ▢黄色や黄緑の鼻水
 ▢鼻が詰まって通らない
 ▢のぼせや火照りを伴う
 ▢イライラが多い
 ▢普段から味の濃いものや辛いものが好き
 ▢普段から乾燥肌
 ▢コロコロ便の事が多い

こちらが多く当てはまった方は
余分な熱や熱による潤い不足が原因の
『熱タイプ』です。
余分な熱や興奮を冷ましたり
潤いを補給することが有効な対策です。

<熱タイプさんのセルフケア>
・キュウリ/トマト/なす等の夏野菜、
 ごぼう、りんご、メロン、キウイ、ミント
 余分な熱を冷ます野菜や果物、ハーブ等
 を取り入れてみましょう。
・白菜、豆腐、大根、れんこん、山芋、白ごま、
 ヨーグルト、はちみつ等潤いを生み出す食材を
 取り入れてみましょう。 
 白い食材には潤いを生み出す効果を持つものが
 多いです。
・辛いものや体を温める食材、生姜やねぎ、
 にんにく、唐辛子。
 また、油っこいものの量を減らしてみましょう。
・運動はじんわり汗をかく程度。
 長時間の汗のかきすぎはさけましょう。
・ストレスも余分な熱を生む原因の1つです
 リラックスやストレス発散の時間を大切に。


②冷えタイプ
 ▢水の様な鼻水がダラダラ出る
 ▢くしゃみがたくさん出る
 ▢寒気がする
 ▢咳が出る(空咳ではない咳)
 ▢胃が重い。ポチャポチャする
 ▢体が重だるい
 ▢普段から冷えを感じている
 ▢普段からむくみやすい
 ▢下痢や軟便が多い
 
こちらが多く当てはまった方は
冷えや身体の水はけが悪いことが原因の
『冷え』タイプです。
体を冷やさないことや
不要物を排出することが有効な対策です。

<冷えタイプさんのセルフケア>
・白砂糖を避ける花粉症対策が
 浸透してきていますが
 特に白砂糖に注意なのが
 こちらの冷えタイプさんです。
・ネギや生姜、シソ、等体を温める食材や
 スパイスを取り入れてみてください。
・魚や赤身の肉、えび等のタンパク質を
 柔らかく温かい食事で摂りましょう。
・あずき、キノコ類、海藻類、等の
 体の水はけを良くする食材を
 取り入れてみましょう。
・シャワーだけで済ませず湯船に浸かる入浴を
・花粉シーズンに関わらず冷たい飲食や
 冷える服装には注意しましょう。

〈共通のセルフケア〉
最後に両タイプ共通のセルフケアとして
・夜にしっかり眠る
・春は開放的にのびのび過ごすこと

潤いや静けさを作り出すため、
体のバリア機能そのものや
それを作り出す胃腸を元気に保つために
とっても大切になってきます。
忙しい3月だからこそ
改めて意識してみたくださいね。


さて
皆さんはどちらのタイプでしたか??
自分に合ったケアが大切!
長くゆるく続けることは更に大切です!!
できそうなことから
試してみていただけたら嬉しいです☆

今のご自身の体質をさらに詳しく知りたい方や
花粉症に限らず不調の原因や
ご自身に合った対策を見つけたい方には
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