2023/07/08 09:00

そして二十四節気では
『小暑』に入りました
暦の上での夏の季節は残り1つ
けれども
本格的な暑さはこれからという小暑の頃は
頑張ってきた夏の五臓『心』が
疲れてくるころ。。
そして
汗をかいたり夏の活発な行動で消耗する
気や血が不足気味になりがちな
時期でもあります
そんな小暑の頃のちょこっと養生を
今回はご紹介していきます♪
◎“急な”冷たい飲食を避ける
暑さが本格的になるここからの時期
どうしても冷たい食べ物や飲み物は美味しいし
欲しくなる。。
さすがにずっとHOTの飲み物は
つらい時期です。。
そんな時は
《急激に》冷たいものを体内に入れるのはやめて
はじめは1口ずつゆっくり飲み込む
ようにしましょう☆
保冷材を握ったり氷水に手を入れたままにすると
指先ってぎゅーっと痛くなって
動かしずらくなりますよね???
冷たい飲み物を急にごくごく飲むと
私達の内臓もこれとおなじことが起こり
動きも悪くなります。
動きが悪くなることで消化吸収や
気血を作り出し、全身に運ぶ力も
弱まってしまう。
気血が不足しがちなこのシーズンは
自ら内臓の動きを悪くする
“急な”冷たい飲食に要注意です!!
◎ちっちゃな《喜び》を探してみよう
漢方での夏の感情が《喜》です
また
喜びの感情は夏の五臓、心を
元気にすると考えられています。
暦の上での夏の後半。
疲れてきた心を
喜びの感情で刺激してあげましょう。
日々頑張っている自分への
ちょっとのご褒美や
自分以外の誰かの笑顔に喜びを感じる
という方は
大切な方へのサプライズ等
ちっちゃな喜びを探して
実行してみましょう(#^.^#)
喜びは気持ちをのびのびさせ
気血を和らがせてスムーズな巡りにも
繋がっていくんですよ♪
◎気血を養う旬の食材
中医学に『汗血同源(かんけつどうげん)』
という言葉があります。
汗と血は源は同じという意味で、
汗を沢山かくことは水分だけでなく
血の不足にも繋がるんです!
不足した気血を補う
小暑の頃の旬のおすすめ食材で
食養生も美味しく楽しんでみてください♡
《カンパチ》
6月~9月に旬をむかえます
・温の性質でお腹を温め
消化吸収率を上げることで
気血を生み出す力を助けます。
・体の余分な湿気の排出を助けます。
・赤身の魚は血を補う作用を持ちます。
《ピーマン》
・苦みが夏の五臓心をサポート
・体内にこもった余分な熱を収める
・消化を促し気を補う
・毛細血管を丈夫にして
体の隅々まで血が巡るのを助けます
本格的な暑さがやってきます!!
ご自身にに合わせた
ちょこっと養生で
どうぞご自愛ください♡
eat kampo Tsubasa