2023/10/21 16:07

肺と大腸は切っても切り離せない関係

秋は肺の機能が活発になります

漢方では
「肺と大腸は表裏関係をなす」と言い
互いに関連が深いです

肺に不調があると大腸の状態に影響が出やすく
(例:風邪を引くと便秘気味になる)

大腸に不調があると肺の状態に影響が出やすい
(例:腸内環境が悪いと免疫力が低下する)


さらに具体的にお話しすると

1.
肺が体の気を正常に保っていれば
大腸の気もスムーズに通ります
肺の「粛降」と呼ばれる
清らかな空気を吸入し降ろす作用によって
消化吸収された残りかすを下へ運びます

2.
肺は水の代謝にも関わります
大腸が適度に潤い大便をスムースに運ぶのに
肺の潤い運ぶ力が欠かせません


肺と大腸の状態は皮膚の状態と関わる

また、肺と大腸はそれぞれ
皮膚の状態と関わっています

◆肺
皮膚呼吸や汗の調節などで
肌のバリア機能をコントロールする臓器

◆大腸
皮膚の細菌バランスに影響を与える臓器

外と内から免疫の状態を調え
お肌を健やかに保ちます


自分の状態を良く観察しよう

鼻や喉、呼吸器の状態
大便の状態
皮膚の状態

漢方ではこれらの状態を
肺や大腸の不調(弱り)と
関連づけて治療したりしますので

特にこの時期
・お肌にハリ艶・潤いがあるかな?
・便はバナナうんちかな?
・鼻水や鼻くそが溜まりやすくなっていないかな?
・喉の調子はいいかな?

などの事に特に気をつけて
ご自身を観察していきましょう

心配なときは、
まず食事と生活習慣における養生が基本です!
「どう気をつければいいか?」
ご自身の体質を考慮した
プロのアドバイスを受けたい方は
個別のご相談もおすすめです♪


本日も最後までお読みいただきありがとうございます☆
eat kampo  MIYU