2024/06/02 12:00

こんにちは(*^-^*)

6月がスタートしました。
既に梅雨入りをしている地域もありますが
苦手な方もきっと多いじめじめシーズンが
もうすぐやってきます。

そんな時期だからこそ心と体は少しでも快適に過ごしたい
そこで今回は
今日から実践できる内側からの湿気対策をお伝えします♪
梅雨や夏に体に悪さをしがちな
『湿』の特徴については前回のblogを読んでみてくださいね。

漢方では梅雨の時期と季節の変わり目は
五臓の『脾』(消化器系)を労わることが大事な養生です。
《脾の働き》
・気血水を作り出す。
気圧の変化や体の外側の湿気に対応するための
バリアの様な働きの『衛気(えき)』
も脾で作られる気の1つです。
・気血水を滞りなく全身に運搬する。

湿気に弱く乾燥を好む性質の脾が
じめじめシーズンには弱ってしまうことで
体が気圧の変化に対応できなかったり
むくみや頭痛、重だるさに繋がります。

では実際に今日からできる脾のケアをいくつかご紹介します♪

①胃腸を休ませる

【こんな方におすすめ】
・もともとお腹が弱い
・お腹が空いていなくても時間で食事をとっている
・外食が多い
・甘いものや脂ものが好き

甘いものや外食が多くなるのはダメだと分かっていても
何かを制限するのって心がしんどくなりますよね( ;∀;)
体に良いものを食べていても胃腸が疲れて
消化吸収がうまくできていことも。。
そんな時は胃腸を休めることがとっても大切!
意識したいポイントは
『お腹が空いてから食べる事』
生活リズムで夕食が遅くなりがちな時は
朝食をスキップしてみると体の軽さを実感する方も
実は多いかもしれません。
でも、1食抜くのはエネルギー切れを起こしちゃう
という方には次の方法もおすすめです。

➁離乳食みたいな朝ご飯

【こんな方におすすめ】
・冷えによる不調が出やすい
・食事を抜くと集中力が持たない
・朝は果物やスムージーを試している
・朝おお腹が空いていない

これは私の実践している朝食です。
リンゴ・バナナ・キウイ・いちご等
その日家にある果物(1~2種類)をレンジで40秒~1分程チンします。
半ピューレー状になった果物に
豆乳や牛乳+クコの実を入れて飲み物温めモードで再びチン。
果物がない時には豆乳に少しのヨーグルトや甘酒を加えたり
これからの時期には
余分な湿気の排出をたすける
茹で小豆(最近味付け無しの物もスーパーで手に入ります)を
入れるのもおすすめです。
意識したいのは
『できるだけ固形物を避ける事』
時間に余裕のある方はお粥もとてもおすすめです☆

漢方では体温より低い飲食は冷たいものと考えます
スムージーや果物を朝食にしている方も
生の野菜や果物、冷蔵庫から出してすぐのフルーツ
はお腹や身体を冷やして脾を弱らせてしまっている可能性も!


③スープや煮込み料理のすすめ

【こんな方におすすめ】
・梅雨の時期を過ごす全ての方
・お通じの悩みを改善したい
・夏を元気に過ごしたい
・食欲のない日が続いている

温かく消化に良いだけでなく
薬膳での五色(青(緑)・赤・黄・白・黒)
五味(酸・苦・甘・辛・鹹(塩))
を1品で多く摂ることができたり
食材の栄養素も逃さずいただくことができるのも
スープや煮込み料理の良いところ♡
沢山作れば翌日のメニューも考えなくて良い(/・ω・)/
ポイントは
『なるべく沢山の色を意識してみること』
スープに入れる黒い食材??
と思った方は椎茸、ワカメ、黒ゴマ等を活用してみてください♪

普段の生活リズムを変えたり
食べたいもの制限をなるべくせずに実践できる
内側からの湿気対策を紹介してみました。

一番大切なのは
ご自身に合ったものをゆるく長く続ける事。
もしやってみたいと思うケアがあったら
是非今日からはじめてみてください☆

これからやってくる梅雨シーズンが
去年よりもちょっと快適に感じていただけたら嬉しいです♡

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