2024/08/10 12:00

猛暑が続き、高温多湿の環境にお疲れの方もいらっしゃるかと思います。

中々ハードな日本季節ですが、湿気と暑さに負けないよう過ごすちょっとした養生ポイントをお伝えしていきます!

 

1.食事

胃は湿気に弱い臓腑で、湿度が落ち着く、

秋までは胃腸の働きが落ちやすい時期となります。

 

・よく噛む

夏は全身のエネルギーを消耗しやすい季節なので、

消化への負担はなるべく減らすとカラダが動きやすいです。

飲み込む前にもう一度噛む!

 

・夜遅くの食事は控える

食べて直ぐ寝ると悪夢を見るといわれています。

胃腸機能だけでなく、様々な臓器にとってダメージとなるので、

習慣になっている人は、夜のルーティーンを見直しが必要です。

夕食後に癒しタイムなどで楽しみを作りましょう。

 

・冷たい物はちょびちょびと

がぶ飲みは絶対NG

冷たい物は、ちょこちょこゆっくり飲みましょう

 

・水分摂取の「し過ぎ」に注意

胃腸の弱い人が水分を摂り過ぎると、胃腸機能が低下する場合があります。

脱水を恐れて大量に水分を摂取しても吸収できなくなって

逆効果になってしまう恐れがあります。

冷たい物や甘いジュース、果物の水分、お酒は、

普通にお水を摂取して満足する以上に、過剰に飲んでしまいがち。

ちょびちょびです!

 

2.睡眠

活動的な夏は、気を沈めて眠りにつこうとしても目が冴えてしまい、

気づいたら睡眠不足なんてことも。。

日中いくら養生を頑張っても、睡眠が足りていなければ、

胃腸の疲れは蓄積していきます。

また、この時期カラダは体温調節にエネルギーを沢山使うので、

疲労をとるのに睡眠は何よりも重要です。

 

・夜に寝る

ヒトは他の生き物同様、自然サイクルの中で生きています。

日中ではなく夜に寝ることで、疲労を回復することができます。

日をまたぐ前には寝る、

遅くとも23時にはお布団に入るよう頑張りましょう。

 

・パソコン作業はなるべく日中に

夜にパソコンや携帯を見る習慣は目や脳の血液を無駄遣いしてしまいます。

寝る前の使用は控え、できれば朝に回すよう工夫してみてください。

 

・クーラーのもとにいた日は入浴を

気づかぬうちに冷えた体は、寝ているときに十分に温まらず、

徐々に蓄積した冷えが体に影響を与えることも。

朝から腹痛や下痢などがある、夏バテ気味の時は、

入浴で体の芯の冷えを取り除いてあげましょう。

・寝る時の服装は薄手の長ズボン

寝てる間中、冷房ONのご家庭も多いかと思います。

ふくらはぎやももはお腹に繋がる部位ですので

冷やさないようにして寝ましょう。

ここまで書きましたが、夏は嫌なことばかりではありません。

汗腺を開放し、肌を強くしてくれます。

皮膚は清潔に保つよう心がけましょう。

また、夏は一年の『陽気』を養うとき

秋~冬と、この次の季節を健やかに過ごすためのとき

「夏らしく生きよう」

最後までお読みいただきありがとうございました✾

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